DDPフォーマットの試聴について
更新日:2019年2月3日
先日書きましたCDのプレスマスターとなるDDPフォーマット。
このフォーマットはそもそも一般ユーザー向けでは無いため、
汎用のソフトで再生できるフォーマットではありません。
じゃぁオンラインサービスのマスタリングでお客さんが
マスタリング音源のチェックをする時どうすればいい?と思われると思います。
当サービスでは、お客さまに専用のDDPプレーヤーソフトを支給します。
このソフトはMacとWindowsの両方で利用できまして、
お客さんの環境がどちらであっても
当サービスで書き出したDDPファイルを再生出来ます。
このsonicbird mastering専用DDPプレーヤーは、
当サービスでお客さま専用に書き出したDDPファイルのみを再生出来ます。
ただしその他のDDPファイルは再生できません。
セキュリティー上そういう仕組みになっています。
この専用DDPプレーヤーを利用出来る利点は、
他社で見かけるmp3での試聴などとは違い、
CDと同じ音質でチェックできることはもちろん、
曲間タイムなど盤のトータルな状況をチェック出来ることです。
アルバム等においては曲間タイムも音楽の表現のひとつですが、
DDPプレーヤーを使うとそれらも全て含めたチェックが可能なのです。
ちなみにこの専用DDPプレーヤーは、当方からの書き出し設定により、
お客さま自身のパソコンでオーディオCDRへの書き出しも可能に出来ます。
これは実際にCDプレーヤーで確認したいというお客さまにとっては、
とても便利な機能だと思います。