top of page

バランスについて#1

更新日:2019年2月3日


ミックスするにあたってエンジニアが行う処理、

EQとかコンプとかリバーブなどの処理とか…ほんといろいろあります。

でも曲のミックスをするにあたって一番大事なのはなんでしょうね?、

それはバランスをとることです。

ミックスにおけるバランスってな〜に?、

それは第一に、各楽器などの音量関係を調節することです。

例えばドラム・ベース・ギターのスリーピースのバンドなら、

それぞれの楽器の音量関係、

もっと細かく、ドラムなら各キットの音量関係をとることですね。

いいミックスというのは、

これら3つの楽器それぞれの相対的な音量関係が「いいバランス」になっています。

ひとそれぞれに好みもありますし、

音楽によってもいいバランスに違いはありますが、

概ね「いいバランス」は大多数の人に心地いいです。

このバランスをきちんと制するとミックスの大半を制することができます。

どんなに個々の楽器の音が良くてもバランスが良くないといいミックスになりません。

何故でしょうね?、続きはまた次の記事に書きます。

閲覧数:9回0件のコメント

最新記事

すべて表示

マスターコンプとメディアの関係

マスタリングはCD(や、配信メディア)というメディアの16bit(CDの場合)という枠の中に いかに音楽を収めるかというのが一番の仕事となりますが、 音楽はCDだけにとどまりませんね。 例えばテレビやラジオなどでも音楽がかかります。 その中でも音楽がドラマの劇中やバラエティーのBGMとして流れる場合、 音楽の素材自体がマスター処理段階でコンプレッションが強くかかりすぎていると 音抜けが悪くなること

ライブミックスのアプローチ

ライブ案件のお仕事では 通常のレコーディングとちょっと違うアプローチをすることがあります。 ホールクラスのライブでオーディエンスマイク多めに混ぜて 会場の盛り上がりを演出するようなミックスアプローチの場合は、 会場で鳴っている音で全てが決まってしまうので、 ライブの状況によってはちょっと大変です。 当日ホールで鳴っている音が全てを決めてしまうといっても過言ではありません。 また、PAのほうで使うマ

バランスについて#2

さて、バランスのはなしの続きです。 いいバランスがいいミックスにつながるのはなぜ?、それはアレンジに関係します。 アレンジは日本語で言うと「編曲」です。編曲とは?、 wikiにはこんな風に書いてありますね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/編曲 編曲によって楽曲はより膨らむのですが、 編曲の重要な役割の一つに周波数の振り分けがあります。 なんじゃそりゃ?、そんなこと意識し

bottom of page