マスターコンプとメディアの関係

最終更新: 2019年2月16日


マスタリングはCD(や、配信メディア)というメディアの16bit(CDの場合)という枠の中に

いかに音楽を収めるかというのが一番の仕事となりますが、

音楽はCDだけにとどまりませんね。

例えばテレビやラジオなどでも音楽がかかります。

その中でも音楽がドラマの劇中やバラエティーのBGMとして流れる場合、

音楽の素材自体がマスター処理段階でコンプレッションが強くかかりすぎていると

音抜けが悪くなることがあります。

これはコンプによって周波数的にHiが潰れるということではなくて、

音量やピーク成分の強弱的に飛び出す部分が無くなるからです。

音楽がドラマやバラエティーなどのBGMとして流れる場合に、

一緒に混ざることになるセリフやSEなどの強弱に比較して

音楽素材自体のコンプレッションが強すぎると、

セリフなどよりも飛び出す部分が無いので音楽の抜けが悪く感じるようになることがあります。

音楽的に必要なコンプレッションは別にして、

CDなどになるべく音量を大きく収録するためにというだけの理由で

マスターに過度のコンプレッションをかけることは、

他のメディアでかかる場合に逆効果を生むことがあるので注意が必要です。

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